【水出しよりもおすすめ】冷たい茎茶の作り方(1人分)
更新日:2022.7.27
狭山茶の通販・オンラインショップを営む新井製茶です。
この記事では、水出しよりもおすすめの「1人分の冷たい茎茶の作り方」をご紹介します。
ご紹介する冷たい茎茶の作り方をしますと、茎茶の旨味を活かしたコクのある冷茶を作れます。
目次
茎茶とは(茎茶の成分・茎茶の効能)
地域によって茎茶は「棒茶」とも言われています。
茎茶の特徴は茎茶特有の旨味と香りです。
旨味成分のテアニンに関しては、茎は葉の約2倍含有しています。
甘い香りの成分に関しては、茎は葉の約4倍も含んでいます。
茎茶に含まれるテアニンは脳神経を鎮める作用があるので、質の良い睡眠をとれると言われていますね。
また、テアニンは神経細胞の損傷を防ぎ、認知症予防に役立つとも言われています。
普段から茎茶を飲むことにより、リラックス効果・認知症予防の効果が期待できそうです。
今回淹れる茎茶です。
100g1,000円程の静岡県産の茎茶です。
冷たい茎茶を作るための茶器
今回使用する道具は250ccの急須と・100ccの湯呑み2客・300cc程のグラス・200cc程の器・茶さじです。
グラスには氷を入れますので適量を用意してください。
水出しよりもおすすめの冷たい茎茶の作り方(1人分)
それでは実際に、1人分の冷たい茎茶を作ります。
美味しいお茶を淹れるポイントのお茶の量・お湯の量・お湯の温度・浸出時間にご注目ください。
冷たい茎茶の「お湯の量」と「お湯の温度」
まず、ポットの100℃の熱湯を湯呑みの8分目(60cc)まで注ぎます。
湯呑み全体が温まったら、急須にお湯を移します。
急須全体が温まったら、新しい湯呑みにお湯を移してください。
湯呑み全体が温まると、湯温は70℃程です。
1煎目は70℃で茎茶を浸出させます。
湯温の下げ方は新しい器にお湯を移して、その器全体が温まれば湯温は10℃程下がります。
今回の場合はポットの100℃の熱湯を湯呑みに注いで90℃、湯呑みのお湯を急須に移して80℃、急須の湯を新しい湯呑みに移して目標の70℃です。
冷たい茎茶の「お茶の量」
茎茶の茶量は1人3gです。
ですが、1人分のお茶を淹れる時は茶量を2人分にすることがポイントになります。
理由は1人分の茶量で1人分のお茶を淹れると、香りや味が薄くなるからです。
なので、茶量は2人分の6gにします。
茶さじすり切り1杯が3gなので、2杯急須に入れます。
冷たい茎茶の浸出時間
茎茶の浸出時間は30秒~1分です。
今回は1分浸出させます。
湯呑みのお湯を急須に注ぎ1分待ちます。
1分経ったら用意した器に注いでください。
最後の1滴まで注ぎ切ります。
注ぎ終わったら急須の背中を叩いて蓋をずらしてお茶が蒸れるの防ぎます。
冷たい茎茶 2煎目
2煎目を淹れます。
1煎目と同様に湯呑みの8分目(60cc)までポットの熱湯を注ぎます。
湯呑み全体が温まったら、新しい湯呑みにお湯を移してください。
新しい湯呑み全体が温まると、湯温は80℃程です。
2煎目は80℃で茎茶を浸出させます。
新しい湯呑み全体が温まったら、急須にお湯を注いでください。
2煎目の浸出時間は1煎目の半分の30秒にします。
30秒経ったら1煎目を注いだ器に追加する形で注ぎます。
最後の1滴まで注ぎ切ってください。
注ぎ終わったら急須の背中を叩いて蓋をずらしてお茶が蒸れるのを防ぎます。
氷を適量入れたグラスに注いで完成です。
氷に当てるように注いでください。
まとめ:【水出しよりもおすすめ】冷たい茎茶の作り方(1人分)
茎茶(棒茶)の特徴は、旨味成分のテアニンが多いことです。
この旨味成分を引き出すには、低温で浸出時間を長めにすることがポイントです。
今回は1煎目も2煎目も湯冷ましすることによって、1煎目・2煎目ともに旨味を引き出す淹れ方をしました。
また、お湯を使うことによって水出しよりも香り立つ茎茶に仕上がります。
【狭山茶の通販・オンラインショップ】新井製茶からお知らせ
新井製茶では、旨味を引き出した狭山茶を仕上げ加工、通販をしております。
当社の狭山茶にご興味があれば【狭山茶の通販】オンラインショップをご覧ください。
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