【お茶の氷出し】氷出し緑茶(煎茶)の作り方【一人分】2煎目も楽しめます
更新日:2022.8.17
狭山茶の通販・オンラインショップを営む新井製茶です。
この記事では「【お茶の氷出し】1人分の氷出し緑茶(煎茶)の作り方」を解説します。
氷出しは水出しよりも低温のため、日本茶の旨味をより楽しめます。
日本茶の旨味を最大限味わいたい人に参考にしていただけると幸いです。
日本茶は低温で淹れるほど渋味が抑えられ、旨味が引き立ちます。
氷出しのお茶は水出しのお茶よりも浸出に時間はかかりますが、日本茶の旨味を最大限味わえます。
目次
氷出し緑茶に使うお茶

この記事では当社の深蒸し煎茶【千鳥 Chidori】を例に解説しますが、今回の淹れ方はどんな蒸し具合の煎茶にも通用する作り方なので、普段飲まれているお茶でお試しください。
ちなみに、千鳥は蒸し具合の強いの深蒸し煎茶です。
お茶の氷出しに必要な茶器

用意する道具は250ccの急須・100ccの湯呑み・ティースプーン・300cc程のグラスです。
その他に氷出し用の氷を80g程、300ccのグラスに入れる氷を適量ご用意ください。
なお、氷は浄水器に通した水で作り、可能であれば蓋付きの製氷器(皿)で作ると他の食品の匂い移りがなく美味しく作れます。
【お茶の氷出し】一人分の氷出し緑茶(煎茶)の作り方
それでは実際に、1人分の氷出し緑茶(煎茶)を作ります。
お茶の量・お湯(水)の量・お湯の温度・浸出時間にご注目ください。
一人分の氷出し緑茶(煎茶)のお茶の量

まず、お茶の計量をします。
煎茶の茶量は1人2g~3gです
ですが、1人分のお茶を淹れるのに1人分の茶量では風味が薄くなるので、茶量は2人分にしてください。
今回は4gで氷出し緑茶(煎茶)を作ります。
急須にお茶の葉4gを入れます。
ティースプーンすり切り2杯で4gです。
一人分の氷出し緑茶の浸出時間


次に、お茶の葉を入れた急須に70g程の氷を入れ、氷が解けるまで静かに待ちます。
ちなみに、室温28℃で氷が解け切ったのが3時間程でした。
100ccの湯呑みに注いで、日本茶の濃厚な旨味を味わってください。

二煎目(急冷)

2煎目は熱湯を使います。
熱湯を急須に注ぐ前に300ccのグラスに適量の氷を、あらかじめ入れておきます。
急須にポットの100℃の熱湯120cc程注いでください。
あらかじめ急須の水位のどの位が120ccか確認しておくと便利です。
注いだら浸出時間は取らずにすぐにグラスに注いで完成です。

まとめ:【お茶の氷出し】氷出し緑茶(煎茶)の作り方【一人分】2煎目も楽しめます
この記事では、1人分の 氷出し緑茶(煎茶)の作り方をご紹介しました。
1煎目は氷が解け切るまで待たなくてはいけないので少し時間はかかりますが、あらかじめ作っておけば日本茶を旨味を最大限楽しめます。
また、前日の夜に作っておいて冷蔵庫で急須のまま冷やしておくと、翌朝には旨味たっぷりの氷出し緑茶(煎茶)を楽しめます。
日本茶の旨味を味わってみたい方はぜひお試しください。
なお、今回2煎目はお湯で浸出させ氷で急冷させる作り方をしましたが、氷を使わず急冷しないで温かいお茶にしてもお楽しみいただけます。
下記の記事では、コクと香りを楽しめる冷茶の作り方をご紹介しています。ご興味があればぜひご覧ください。
冷たい緑茶の作り方(1人分)【冷茶でもコクと香りを楽しめます】
【狭山茶の通販・オンラインショップ】新井製茶からお知らせ
新井製茶では、旨味を引き出した狭山茶を仕上げ加工、通販をしております。
この記事で氷出しに使ったお茶は当社オンラインショップにて扱っております。
ご興味があれば下記をご覧ください。
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