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「煎茶の茶器」「急須」「急須での煎茶の取り扱い」「水」についてのポイント4つ

公開日:2022.3.7 / 最終更新日:2026.2.22

狭山茶の通販・オンラインショップを営む新井製茶です。

この記事では「煎茶の茶器、急須、急須での煎茶の取り扱い、水」についてのポイントを解説します。

この記事を読めば、煎茶を美味しく淹れるための条件や注意すべき点について、理解が深まります。

ポイント①:水について

水について

ポイントの1つ目は「」です。

急須で淹れたお茶の浸出液の99%以上が水です。

ですので、浸出液の中のお茶の成分は、1%未満ということになります。

お茶の浸出液の99%以上が水ということは、お茶の味や香りに、水はかなり影響を与えるということが言えます。

そして、日本茶に適した水は「軟水」です。

市販のミネラルウォーターを使う場合は、軟水を選んでください。

日本の水道水もほとんど軟水なので、水道水を使っていただいて問題ありません。

ただし水道水は塩素を含んでいるので、必ず沸騰させてカルキの匂いを抜いて使用してください。

ポイント②:煎茶の茶器

煎茶の茶器

2つ目の煎茶を美味しく淹れるためのポイントは「煎茶の茶器」です。

茶種に合った茶器を使うことが大切です。

基本的に淹れる茶種によって、茶器は変えます。

旨味を味わう高級茶ほど茶器は小さく、水分補給などの目的でたっぷり飲むお茶ほど茶器は大きくします。

上の画像のように日本茶は茶種に合った茶器があり、旨味の多いお茶ほど小さい器を使い、水分補給などの目的で日常的にたっぷり飲むお茶は大きい器を使います。

ほうじ茶・番茶急須:600~800cc 湯呑み:150~240cc
煎茶急須:250cc 湯呑み:100cc
玉露急須:90cc 湯呑み:40cc

ポイント③:急須

3つ目の煎茶を美味しく淹れるポイントは「急須」です。

細目急須

形状のある浅蒸し煎茶や普通蒸し煎茶は、細目(ささめ)の急須が適しています。

平網急須

形状のない特蒸し煎茶や深蒸し煎茶は、網の目の細かい平網や帯網の急須が適しています。

なお平網急須や帯網急須は汎用性が高いので、形状のあるお茶でも形状がないお茶でも、問題なく使えます。

かご網の急須

一方で、おすすめできない急須は、かご網の急須です。

お茶は水を吸収し葉が開くことによって、お茶の成分が浸出します。

しかし、かご網の急須はお茶の葉が開くスペースが狭く、お茶の味を引き出しにくいです。

個人的におすすめの急須は網の目が細かい平網急須や帯網急須、そしてお茶の葉が開きやすい平たい平型の急須がおすすめです。

ポイント④:急須での煎茶の取り扱い

4つ目の煎茶を美味しく淹れるポイントは「急須での煎茶の取り扱い」です。

急須での煎茶の取り扱いのポイントは4つあります。

ポイント1:できるだけお茶の葉には直接お湯は当てずに注ぐ

お茶の葉が入った急須にお湯を注ぐ時の注意点

急須での煎茶の取り扱いの1つ目のポイントは、お湯を急須に注ぐときに、できるだけお茶の葉にお湯は当てずに注ぐことです。

こうすると、お茶の味の構造を壊すことがないので、苦渋味が出ずに1煎目にお茶の葉の表面にある旨味・甘味のみを味わえます

ポイント2:湯呑みに注ぎ分ける場合は廻し注ぎをする

廻し注ぎ

急須での煎茶の取り扱いの2つ目のポイントは、湯呑みに注ぎ分ける場合は廻し注ぎをすることです。

廻し注ぎをすることにより、お茶の量と濃度を均等に淹れられます。

ポイント3:急須の傾け具合は徐々に大きくしていく

急に急須を傾けた時の茶殻の状態

急須での煎茶の取り扱いの3つ目のポイントは、急須の傾け具合は徐々に大きくしていくことです。

注ぎ始めから急須を大きく傾けると、お茶の葉が急須の茶漉しを覆ってしまい、目詰まりの原因になります。

上の画像のように、茶漉しの網にお茶の葉が張り付き目詰まりを起こします。

急須をゆっくり傾けた時の茶殻の状態

注ぎ始めから急須をゆっくり傾けると、茶漉しの網をお茶の葉が覆わないので目詰まりすることはありません。

上の画像のように、網が見えているのがポイントです。

急に急須を傾けた時とゆっくりと急須を傾けた時の比較

ポイント4:最後の1滴まで注ぎ切る

最後の1滴まで注ぎ切る時のポイント

急須での煎茶の取り扱いの4つ目のポイントは、最後の1滴まで注ぎ切ることです。

急須にお湯が残ると2煎目が苦いお茶になってしまいますし、最後の1滴が濃厚なので極力注ぎ切りましょう。

注ぎ切るときのポイントは廻し注ぎをして、ほぼ急須の中のお茶が出終わったら、急須の背中を1回叩き茶漉しの網に付いたお茶の葉を剥がします

再度注ぐと、最後の1滴まで注ぎ切りやすくなります。

まとめ:煎茶の茶器や急須での煎茶の取り扱い、水についてのポイント

この記事では煎茶の茶器、急須での煎茶の取り扱い、水についてのポイントを4つ紹介しました。

  • ・水道水を使う場合は、必ず沸騰させてカルキの匂いを抜いた水を使う
  • ・茶種に合った茶器を使う
  • ・急須はお茶の葉が開きやすい平たい平型で、網の目が細かい平網急須や帯網急須を推奨
  • ・急須での煎茶の取り扱いに気をつける(4つ)

4つ目のポイントの「急須での煎茶の取り扱いに気をつける(4つ)」に付いての詳細は下記です。

  • 1.急須にお湯を注ぐ時は、できるだけお茶の葉にお湯を当てずに注ぐ
  • 2.廻し注ぎでお茶の量と濃度を均等にする
  • 3.急須の傾け具合は、徐々に大きくしていく
  • 4.最後の1滴まで注ぎ切る

急須に関する、その他の記事もありますので、ぜひご覧ください。

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