新井製茶

〒350-1231 埼玉県日高市鹿山 455-5
エルムハイツA 6号

                               

狭山茶の通販・オンラインショップへ

【狭山茶】手摘み茶(普通蒸し煎茶)の解説と、淹れ方

更新日:2021.12.9

【狭山茶】手摘み茶(普通蒸し煎茶)について

狭山茶の仕上げ加工・通信販売をしております新井製茶の新井です。

この記事では、手摘み茶についてご説明します。

現在流通している煎茶は、ほとんどが機械で摘まれたお茶です。

50年以上前はほぼ手摘みでしたが、現在は摘み手不足などの理由で機械摘みが主流になっています。

手摘み茶と機械摘みのお茶が決定的に違うのは、おチャの木の仕立て方です。

機械摘みの茶畑は「かまぼこ状の畝仕立て」になっています。

機械摘みの畝仕立て茶園

対して、手摘み茶の茶畑は「自然仕立て」です。

手摘みの自然仕立て茶園

手摘み茶のおチャの木は、ほぼ伸ばしっぱなしになっています。
(摘み取り後、樹高を低くする「更新」という剪枝作業はします)

手摘み茶のおチャの木は、機械摘みのおチャの木に比べ光合成をしやすく、さらに樹齢も若いことが多いので、味・香りにおいて機械摘みのお茶に勝っています

現在では、手摘み茶はほとんど造られていません。

造られているのは品評会に出品するお茶がほとんどで、とても希少なお茶と言えます。

【狭山茶】手摘み茶(普通蒸し煎茶)を淹れるのに必要な茶器

【狭山茶】手摘み茶を淹れる茶器

250ccの急須(3人用)、100ccの湯呑み3客、ティースプーン、湯冷まし器をご用意ください。

湯冷まし器をお持ちでなければ300cc程の器をご用意ください。

【狭山茶】手摘み茶(普通蒸し煎茶)の淹れ方

当社の狭山 手摘み茶【雲龍 Unryu】(狭山市産)を例に、手摘み茶のおすすめの淹れ方をご紹介します。

動画がお好きな方は、下記動画をご覧ください。

動画よりも文章がお好きな方は、続きをお読みください。

今回は、3人分の手摘み茶の淹れ方をご紹介します。

注目していただきたいのは「お茶の量・お湯の量・お湯の温度・浸出時間(急須でお茶を置いておく時間)」です。

お湯の量

【狭山茶】手摘み茶 お湯の量

まず、100ccの湯呑み3客に60ccずつポットの100℃の熱湯を注ぎます

この湯呑みの場合は8分目が60ccになります。

これでお湯の計量ができました。

お使いの湯呑みのどの位が60ccか、あらかじめ把握しておくことをおすすめします。

お湯の温度

【狭山茶】手摘み茶 お湯の温度

湯呑み全体が温まったら急須にお湯を移します。

急須全体が温まったら、湯冷まし器にお湯を移します。

煎茶の湯温の適温は70℃~80℃です。

今回は、手摘み茶の旨味を味わうために、やや低温の70℃を目標湯温にします。

湯温の下げ方は、器にお湯を移して、その器全体が温まれば湯温は10℃程下がります。

今回はポットの100℃の熱湯を湯呑みに移して90℃、湯呑みのお湯を急須に移して80℃、急須のお湯を湯冷まし器に移して目標の70℃です。

お茶の量

【狭山茶】手摘み茶 お茶の量

煎茶のお茶の葉の量は1人2g~3gです。

濃いお茶がお好みの方は3g、さっぱり飲みたい方は2gにしてください。

今回は1人2gにします。

ティースプーンすり切り1杯が2gなので3杯(6g)急須に入れます。

浸出時間(急須でお茶を置いておく時間)

【狭山茶】手摘み茶 浸出時間(急須でお茶を置いておく時間)

湯冷まし器全体が温まったら、湯温は目標の70℃です。

手摘み茶「雲龍 Unryu」は普通蒸し煎茶なので、浸出時間は1分です。
(浸出時間は、煎茶の蒸し具合によって変わります)

湯冷まし器のお湯を静かに急須注ぎます。

2煎目のために水位を確認し、1分待ちます。

廻し注ぎ

廻し注ぎ

1分経ったら注ぎ分けます。

廻し注ぎでお茶の量と濃度が均等になるように注ぎ分けます。

1.2.3と注ぎましたら3.2.1と戻る注ぎ方で、最後の1滴まで注ぎ切ります。
(廻し注ぎがわからない方は、動画をご覧ください)

【狭山茶】手摘み茶1煎目 浸出液

2煎目の淹れ方

【狭山茶】手摘み茶 2煎目の淹れ方

2煎目は手摘み茶の渋味を楽しむため、90℃で淹れます。

まず、ポットの熱湯を湯冷まし器に、おおよそ3人分の湯量(180cc)を注ぎます。

湯冷まし器全体が温まると、湯温は90℃です。

湯冷まし器全体が温まりましたら、1煎目と同じ水位まで、急須にお湯を注ぎます。

2煎目の浸出時間は1煎目の半分の30秒です。

1煎目の水位まで急須にお湯を注ぎ、30秒待ちます。

30秒経ちましたら、1煎目と同様に廻し注ぎで最後の1滴まで注ぎ切ります。

【狭山茶】手摘み茶 2煎目 浸出液

3煎目は、ポットの熱湯を急須に直接注ぎ1分程浸出させて注ぎ分けてください。

1煎目・2煎目と別々に飲まれても楽しめますが、日本茶は「煎」を合わせても美味しくいただけます

1煎目を湯冷まし器などの器に置いておき、2煎目を合わせると日本茶のコクを味わえます。

ぜひお試しください。

まとめ:【狭山茶】手摘み茶(普通蒸し煎茶)の解説と、淹れ方

手摘み茶は、現在では非常に貴重なお茶です。

特に、自然仕立ての茶樹から摘まれた手摘み茶は、現在の畝仕立ての機械摘みのお茶とは味・香りともに別格です。
(畝仕立て茶園で摘まれた手摘み茶も存在します)

当社の手摘み茶「雲龍 Unryu」(狭山市産)も自然仕立ての茶樹から摘まれています。

【狭山茶の通販・オンラインショップ】新井製茶からお知らせ

新井製茶では、お茶好きの方のために旨味を引き出した狭山茶を心を込めて仕上げ加工、通販をしております。

この記事で紹介した手摘み茶に興味があれば【狭山茶の通販・オンラインショップ】狭山 手摘み茶【雲龍 Unryu】をご覧ください。

       

狭山茶の通販・オンラインショップへ